IP ePlatで知的財産をビジネスに活用するための教材を提供します! ~IP・eラーニングが装いを新たに~

令和2年3月24日
 INPITが提供しているIP・eラーニングは、2020年4月1日から、装いを新たに「IP ePlat(アイピー イープラット)」としてサービスを開始いたします。
 IP ePlatを通じて知的財産をビジネスに活用するための教材を提供するとともに、特許情報の提供やINPITの各種相談窓口・支援窓口とも連携して、より実践的な知的財産学習、知財人材の育成に貢献してまいります。
 IP ePlatのeラーニングは、すべての教材を無料でご視聴いただけます。

1. 理事長挨拶

 近年、イノベーションの創出、価値デザイン社会の実現のためには知的財産(知財)が重要であるとの認識が高まっています。企業活動においても、知財戦略を事業戦略に取り入れる必要性が高まっており、知的財産に関連する業務は質、量ともにますます拡大しています。
 このため、知財管理に携わる各企業の部門や、知財の専門家に求められる知識・能力、技術・役割などが多様化すると同時に、知財との関わりが少なかった部門においても、知財に関する基礎知識・能力が求められています。

 INPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)は、これまで、J-PlatPatを通じて、特許情報を一般の方々に広く提供し、さらには、ビジネスにおいて知財をよりご活用いただくべく、全国都道府県に知財総合支援窓口を設置してまいりました。また、知財に関するeラーニングや対面型研修などを通じて、イノベーション力や知財を活用したビジネス力、知財マインドの高い人材の育成にも貢献してまいりました。
 
 INPITは、この人材育成への貢献をより充実させるため、IP・eラーニングをリニューアルし、「IP ePlat」としてサービスを開始いたします。
IP ePlatを通じて知財をビジネスに活用するための教材を提供するとともに、特許情報の提供やINPITの各種相談窓口・支援窓口とも連携して、より実践的な知財学習、知財人材の育成の機会を提供してまいります。
 今回、その第一弾として、新たな教材(「プロローグ編」、「海外展開編」、「営業秘密編」)をリリースします。これらの教材は、IP ePlatトップページの「おすすめコンテンツ」からご視聴いただけます。
 今後、ユーザーのニーズに即した教材をますます充実させてまいりますので、IP ePlatにご期待ください。
IPePlat 集合写真

2. IP ePlatの名称とロゴについて

IP ePlatの「IP」は知財を意味し、
「e」には、
  • 電子情報:electronics
  • 人材育成:education
  • 知財専門家:expert
  • 知財を活気づける:energize
などの意味を込め、「Plat」は知財人材育成のためのプラットフォームを表します。
これらを結合して「IP ePlat」とすることにより、知財人材育成のためのヴァーチャルな「場」を提供し、知財を活気づけることをコンセプトとしています。

IPePlat ロゴ

 IP ePlatを通じて、「知財に関する知恵を積み上げる」ことを、ピラミッドのシルエットで表現。葉を全体のシルエットとすることによって「成長」を表し、左右に伸びる斜めの線は「イノベーション力強化」のためのめのアンテナを形作ります。
 それら全体で大きな傘となり、ユーザーの知財学習や知財人材育成をサポートすることを図案化しました。

3. IP ePlatの特徴

  • 直観的でユーザーフレンドリーなインターフェイス
  • ユーザー登録することなくすべての教材が視聴可能(ユーザー登録していただくことにより、教材の視聴履歴を管理したり、テストを受け学習効果を確認したりすること可能となります。)
  • 教材の分類を見直してより分かりやすく提供するとともに、主要な教材について、内容の概説を提供(教材のねらいが明確化され学習効果が高まるとともに、学習したい教材が検索しやすくなります。)


(関連リンク)
IP ePlat(4月1日の正式リリース時に画面の一部が変更となります。)
特許庁お知らせ

この記事に関するお問合わせ先

知財人材部 電子研修担当

電話:(代表)03-3581-1101 内線3907
FAX:03-5843-7693