平成26年度 意匠審査基準討論研修の受講者募集について

終了

平成26年11月26日

独立行政法人 工業所有権情報・研修館
一般社団法人 発明推進協会

(本研修は、終了いたしました)

~意匠審査基準の運用を学ぶ、企業の知財担当者、知財専門家
のための討論型研修~

(弁理士の方は、継続研修として5.5単位が付与される予定です。)

独立行政法人工業所有権情報・研修館では、発明推進協会と共催にて、出願人、代理人が意匠審査基準の運用に対する理解を深め且つ実践的な知識を習得することにより、的確な権利取得とその活用を推進する一助とすることを目的とした「意匠審査基準討論研修」を実施いたします。

本研修では、元特許庁意匠審査官で現在、専門職大学院にて教鞭を執られている方を講師に迎え、特許庁の審査・審判実務で培った知識・ノウハウを解りやすくお伝えいただきます。受講生の方には、事前に資料を読み込んでいただいたうえで、当日5,6名のグループに分かれ、新規性、創作非容易性の有無について検討していきます。グループワークを通じて弁護士や弁理士、又は企業知財部員といった、異なる立場の方々と意見を交換することができ、そのうえで意匠審査基準に対する考え方について理解を深めることができる唯一の研修と考えています。特に、企業や弁理士事務所等で、意匠の出願業務に従事し、審査官や審判官からの拒絶理由に対処した経験があり、意匠審査基準がつかみきれず疑問に感じている方にとって好適な研修です。受講生から「ポイントを絞った説明で解りやすかった。」「審査官の考え方が良くわかり、とても有意義でした。」「座学だけでなく、他の研修生と議論することで理解が深まりました。」など、大変高い評価をいただいています。

ぜひこの機会に本講座を受講してみませんか。

1.研修の内容・進め方

  1. 研修テーマ 「新規性、創作非容易性について」
  2. [事例1]:
    シガレットパック
    [事例2]:
    貝吊り下げ具事件

    (注)2014年2月24日実施の研修の事例と同じ事例を使用します。

  3. 事前準備
    • 事務局から事前に、受講者へ研修資料(本願意匠の願書や添付図面、引例意匠、その他中間書類等)を送付します。
    • 受講者は、資料に目を通し、出願意匠と引例意匠の特徴点・共通点・差異点等について十分に把握しておきます。
  4. 研修当日
    • 講師から、新規性、創作非容易性の判断に関する意匠審査基準を説明します。
    • グループ毎に、新規性、創作非容易性の有無についてディスカッション及び発表を行います。
    • 事例毎に、講師が判決を提示して分析・解説を行います。

2.研修日程及び講師

■日時:
平成27年2月17日(火) 10時0分~17時0分
■講師:
東京理科大学専門職大学院 教授 鈴木 公明 氏
■会場:
(独)工業所有権情報・研修館 研修教室
東京都千代田区霞が関3-8-1 虎の門三井ビルディング地下1階 新規ウインドウで開きます

3.募集対象者及び定員

30名 (企業知財部員、弁理士等)

4.受講料

12,000円

(注1)消費税込。
(注2)別途お知らせする納入期限までに指定口座へお振り込みください。
(注3)口座振込手数料は受講者のご負担となります。

5.申込方法及び申込期間

一般社団法人 発明推進協会HPよりお申し込みください。
http://www.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu_inpit.html

「申込」欄の「受付中」をクリックしていただき、必要事項を入力のうえ「確認」をクリックしてください。
お申込みにあたっては、会社名・事務所名、部署名、担当者名等をもれなく正確に入力してください。

申込期間:
平成26年11月26日(水)~平成27年1月22日(木)17時まで
ただし、定員に達し次第締め切ります。

6.受講者の決定

原則、先着順に受講者の決定をいたします。結果については、申込者に通知いたします。

7.個人情報の取り扱いについて

本研修の受講申請に必要な書類に含まれる個人情報は、受講資格審査、受講者一覧の作成、受講者への連絡、資料送付や本研修の円滑な運営のためにのみ利用させていただきます。他の目的で利用することはありません。

<この記事に関する問い合わせ先>

一般社団法人 発明推進協会 知的財産総合支援グループ 研修チーム

電話
(直通)03-3502-5439
Fax
03-3506-8788