東京理科大学名誉教授 硤合憲三 博士 ノーベル化学賞受賞のお祝い
令和8年10月8日
INPIT (独立行政法人工業所有権情報・研修館)
理事長 渡辺 治
理事長 渡辺 治
東京理科大学名誉教授 硤合憲三(そあい けんそう) 博士がノーベル化学賞を受賞されましたことに対し、心からお祝いを申し上げます。
今回の受賞は、「不斉有機合成における非線形効果および自己触媒作用」に対して贈られ、硤合博士が生成物そのものが触媒となって同じ反応を促進する「不斉自己触媒反応」を世界で初めて発見したことが高く評価されました。
「不斉自己触媒反応」は「硤合反応」として知られ、生命を構成する分子がなぜ片方の「鏡像」に偏っているのかという、生命の起源にも関わる謎の解明につながる研究として注目されてきました。
硤合博士の長年にわたる研究成果が世界最高峰の栄誉として評価されたことは、我が国の科学技術研究にとって大きな誇りであり、また硤合博士は発明者として多くの特許に名を連ねており、知的財産の創造と活用の重要性を改めて示すものです。
改めまして、INPITとしてもこのたびのご受賞に心より敬意を表するとともに、今後ますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。



