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タイムスタンプ保管サービスの終了について

  • 電子化された文書、図面、データ等の電子ファイルは容易にその内容を変更することができますが、タイムスタンプを利用すると、タイムスタンプに刻印される時刻以前にその電子ファイルが確かに存在していたこと、その時刻以降電子ファイルが改ざんされていないことを証明することができます。知的財産保護の分野においても、営業秘密の漏えい対策、先使用権確保、知財訴訟対策等のためにタイムスタンプが利用されます。
  • INPIT(インピット)では、2017年3月から2021年3月まで、電子文書に付されたタイムスタンプ(タイムスタンプトークン)のコピーをバックアップとして預かり、利用者の求めに応じ預入証明書を発行するサービスを提供していました。
※下記本文で案内をしておりました、世界知的所有権機関(WIPO)によるタイムスタンプの付与・保管一体サービス「WIPO PROOF」につきましては、新規受付を2022年1月末に終了する旨の発表がございました。
自社内の電子文書管理等、営業秘密についてのご相談は営業秘密支援窓口のご活用をご検討下さい。
(令和6年4月1日追記)
令和2年9月30日
(令和6年4月1日 問合せ先更新)
独立行政法人工業所有権情報・研修館
 タイムスタンプ保管サービス(以下、「本サービス」。)をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 当館は、いわゆる「タイムスタンプ(時刻認証局(TSA: Time-Stamping Authority) が付与)」を皆様からお預かりし、預入証明書を発行することにより、バックアップと立証負担の軽減に資する上記サービスを、平成 29 年(2017 年)3 月より実施して参りました。

 しかしながら、近年、タイムスタンプの利用が増加する一方、本サービスの利用は低迷しており(利用率は約 0.01%)、かかる状況下においても本サービスの提供には多大の運用コストを要することから、当館としては苦渋の決断ではございますが、下記の通り、本サービスを終了することとし、サービスの利用規約に基づき、終了の半年前の通知を行わせていただくものです。なお、下記終了期日までは、これまでと同様に本サービスをご利用頂けます。

 また、本年(2020 年)5 月から、世界知的所有権機関(WIPO)が、本サービスと同趣旨のタイムスタンプの付与と保管が一体となったサービス「WIPO PROOF」(有料) を新たに開始しました。同機関からは、新たなサービス利用を歓迎したいとのコメントをいただいております。「WIPO PROOF」のご利用も検討いただくようお願い申し上げます。

  なお、サービス終了後のタイムスタンプの取り扱いについては、本サービス利用者の方々に改めてお知らせいたします。

※令和 2 年(2020 年)12 月末までにお預かりしたタイムスタンプは、本サービス終了までに、預入証明書と共に順次ご返却をする予定です。
※本サービスの終了はTSAが提供しているサービスに影響を与えるものではございませんので、TSAが提供しているタイムスタンプを先使用権や営業秘密等の立証手段として引き続きご利用頂けると誠に幸甚です。
 

 
  1. サービス終了期日:令和 3 年(2021 年)3 月 31 日(水)17 時
  2. 問い合わせ先:知財戦略部 エキスパート支援担当
           E-mail ip-sr01@inpit.go.jp

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