西陣爪掻本綴織
京都府京都市 西陣織工業組合(団体HPはこちら)
産品の紹介
綴織は国の伝統的工芸品に指定されている「西陣織」のひとつで、歴史は古く、古代エジプト時代に発見されており、西陣では江戸時代中期に井筒屋瀬平が綴を織ったという記録があります。
ノコギリのようにギザギザにした爪で丹念に糸をかき寄せ、緯糸だけで微妙な色彩の変化や表情のニュアンスを表現し織りあげていくので、文様によっては一日にわずか数センチしか織り進めないこともあります。
綴織りは帯だけではなく、小物から劇場の緞帳まで多彩なものに利用されています。