大阪泉州桐箪笥

大阪は桐箪笥発祥の街であると言われ、江戸時代中期には箪笥の製造技術が確立され、泉州地域に産地が形成されました。大阪泉州桐箪笥は良質で厚い桐の無垢材を用い、重厚で優雅な雰囲気を持っているのが特徴です。
組手の数も多く強度な手組みにこだわり丈夫に作られています。
内部には透き通った光沢のある桐材を前面には細かく杢目の整った柾目を揃え、職人の技により細部にいたるまで丁寧に美しく仕上げられた桐箪笥は「桐たんすの最高峰」と称されています。