上田紬(うえだつむぎ)
長野県上田市 上田紬織物協同組合
産品の紹介
縦縞を得意とした上田紬は、粋な着物として江戸時代から多くの方に親しまれ、井原西鶴の日本永代蔵にも登場します。
上田を治めた仙石氏、松平氏が、領内の業者を鼓舞奨励し、藩自らが率先して技術指導、製品の販路紹介を行い、縁のある戦国大名真田昌幸、幸村親子が戦に強かったことと、丈夫でつよい上田紬をかけて「真田も強いが上田(紬)も強い」と宣伝したことから、京・大阪をはじめ全国に販売されました。
また、品質管理に努めたことによって販売量を増やし、日本三大紬の一つに数えられるまでになりました。