知花花織

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沖縄県沖縄市 知花花織事業協同組合(団体HPはこちら

知花花織(表) 知花花織(裏)

登録番号:5941183号

商品及び役務の区分:24

指定商品・役務

沖縄県の知花、登川、池原地域に由来する製法により、沖縄市で生産された織物(畳べり地を除く。)

産品の紹介

古くから、沖縄県の旧美里村(現在の沖縄市知花、登川、池原等の地域)で盛んに織られていた知花花織は経浮花織(-たてうきはなおり-)の技法を用いた紋織物の一種で、19世紀後半には既に技術・技法が確立し、明治時代以降も祭祀用のウッチャキ(上着)、ドゥジン(胴衣)、気持ち伝える想いティサージ(手巾)や着物などが織り続けられていました。第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けましたが、知花花織の衣裳は、旧8月14日に馬の走る速さではなく、側対歩という歩き方で美しさを競う琉球競馬ンマハラシーと、旧8月15日に五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統行事ウスデークで着用されてきました。
技法は紋様となる経糸の綜絖を手で持ち上げてフックに掛け、緯糸を織り込むのが他の織物と比べて珍しい技法です。伝統的な配色は紺地に紅白模様が伝統的な配色です。

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