「中小企業経営における知的財産活動の役割」セミナー・トークセッションを開催しました
INPIT-KANSAIでは、日本弁理士会関西会と連携し、令和5年11月27日(月)に「中小企業経営における知的財産活動の役割」をテーマとしたセミナー・トークセッションを開催しました。会場参加及びオンラインLive配信により開催したところ、98名(会場参加16名、オンライン参加82名)の皆様にご参加いただきました。誠に有難うございました。
前半の講演では、特許庁普及支援課の加藤課長より、「特許庁の中小企業施策と今後の展望」と題し、中小企業知財支援に係るアクションプランや地域におけるネットワーク構築に関する取組の現状を解説いただきました。また、平安伸銅工業株式会社の竹内常務からは、自社における技術開発のプロセスや知的財産の役割についてご紹介いただきました。
後半のトークセッションでは、「中小企業経営における知的財産活動の必要性」について、大阪市内における中小企業の知的財産活動の実態を踏まえ、企業や商工会・商工会議所が求める今後の知的財産関係機関の在り方や、どのような企業群が真に知的財産活動が必要であるのか、といった内容について議論を展開しました。大阪商工会議所の経営指導員を始め、企業経営者、弁理士及び特許庁担当者らが、それぞれの立場から企業における知的財産活動の必要性を紹介しました。
聴講者からは、「(登壇企業の)知財戦略は、社内での知財意識啓蒙に活用できる。」 「知的財産活動が必要な企業群について、特許庁の報告書など定量的な指標を用いて議論いただいたので大変参考になった。」といった感想が寄せられました。
INPIT-KANSAIでは、今後とも中小企業や支援機関の皆様にとって、少しでもお役に立てるような情報を発信してまいります。
開会挨拶

講演①:特許庁の中小企業施策と今後の展望

講演②:企業における知的財産活動について

トークセッション:中小企業経営における知的財産の役割





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