女子中高生キャリアデザインセミナー「私のアイデア、未来のチカラ。」を開催しました
INPITは、令和7年3月26日(水)に大阪・関西万博のプレイベントとして、女子中高生やその保護者、教員を対象としたキャリアデザインセミナー「私のアイデア、未来のチカラ」を開催しました。当日は79名の皆様にご参加いただきました。
トークセッションでは、理系進路を選択された4名の登壇者がそれぞれのキャリアを振り返り、その魅力とキャリアの広がりの可能性について意見を交わしました。現在、第一線で活躍する女性たちが理系の道を選択したからこそ広がった自身のキャリアについて具体的に紹介するとともに、他の登壇者や会場の参加者とコミュニケーションを取りつつ、終始和やかな雰囲気で対話が進められました。

【写真左から】
富士 春奈(特許庁広報室 室長)
北川 小百合 氏(サントリーウエルネス株式会社 生命科学研究所 研究主任)
八木 涼子 氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 政策研究事業本部 主任研究員)
川上 桂子 氏(弁理士法人イノベンティアシニアパートナー / 弁理士)
また、いよいよ開幕が目前に迫った「2025年大阪・関西万博」について、特許庁・日本弁理士会からそれぞれ期間中に計画している催事などを紹介し、万博の魅力をPRしました。
井上 政志(特許庁)
京村順二 氏(日本弁理士会)
グループ別交流セッションでは、登壇者・参加者が複数のグループに分かれ、座談会形式で自由闊達な意見交換・交流が行われました。理系キャリアに興味を持ったきっかけ、理系に進むと決めた時期やその決め手、大学受験や勉強方法、理系の大学生活についてなど、多くの質問が登壇者へ投げかけられたほか、参加者同士で悩み事を語り合ったり、日頃の疑問に共感し合ったりと、十人十色の考えや経験を共有する場となりました。また、保護者・教員のグループでは、登壇者から理系選択により職業選択の幅が広がることや、キャリアの可能性の大きさを感じさせるエピソードが展開され、それぞれの仕事内容や理系に進んだ女性が社会でどのように期待されているかなどについて活発な意見交換がなされました。
セッション終了後もリラックスした雰囲気の中、参加者同士、時間を忘れての交流がつづき、キャリアデザインを描き、行動に移すための後押しや新たな気付きを得る機会となりました。
INPITでは、今後も未来を担う中高生を始め、皆様にとってお役に立てるような情報を発信してまいります。
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