J-PlatPat講習会でのご質問と回答

講習会及び実施後のアンケートで頂いたご質問とその回答を掲載しています。

※質問事項バナーをクリックすると、回答が展開します。

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A1. J-PlatPatは特許庁保有データを取得し掲載しておりますが、特許庁内での手続きや反映作業の影響でタイムラグが発生している場合がございます。また、講習会のテキスト内にもございますとおり、年金の納付状況に関わらず最大の権利満了日が記載されますので、リアルタイムでより正確な情報が必要な場合は、特許庁に閲覧請求をして原簿のご確認をお願いしております。

A2. J-PlatPat操作マニュアル及びJ-PlatPatパンフレットについては、全国への発送を承っております。(送料無料)。ご希望の資料名、必要数、お送り先、、電話番号を記載の上、以下のアドレス宛てにご連絡ください。
※在庫状況によってはすぐにお送りができない場合もございます、ご了承ください。
知財情報部 情報提供担当
E-MAIL:ip-jh05@inpit.go.jp

A3. テキストは各自でのご用意をお願いしているところですが、ご自身での印刷が難しい場合は、視聴案内メールに記載された問い合わせ先までお送り先をお知らせください。講習会当日までの送付をご希望の場合は必ず希望日の2週間前までにご連絡ください。
なお、お申し込みをされた受講者様ご本人が講習会で使用される分のみ承りますので、大量印刷等は致しかねますのでご了承ください。

A4. フルネームを入力する際に姓と名の間にスペースが入っていったため「OR検索」をされてしまったと思われます。フルネームでの検索方法は「特許・実用検索」と「意匠検索」「商標検索」で異なりますので以下それぞれご確認ください。

【特許・実用新案検索の場合】

出願人や代理人の名前(フルネーム)で検索をしたい場合は、以下の2種類の方法があります。

※出願人・代理人は公報発行の年代によって「特許太郎」や「特許 太郎」等のように、半角スペースが含まれていない場合と含まれている場合があります。発明者(考案者)は出願時に記載のまま公報に掲載されています。特実検索ではスペースの有無でそれぞれ別キーワードとして扱われるため両方がヒットするように検索をする必要があります。

(1)任意の一文字を表すワイルドカードを示す、半角のクエスチョンマーク 「?」と、シングルクオテーション 「'」を使って、OR検索する方法。
例)「特許太郎 '特許?太郎'」←キーワードとキーワードの間にスペース

(2)検索項目を2段に分け、姓と名で、AND検索する方法。
例) 検索項目(1段目):特許、検索項目(2段目):太郎
ただし、(2)の場合は、「特許」と「太郎」のAND検索になりますので、調べたい項目に「特許花子」と「実用太郎」の両方がある案件もヒットします。 (OR検索とAND検索のしくみについては、講習会テキストをご参照ください。)

【意匠検索・商標検索の場合】

スペースを入れずに出願人や代理人の名前をフルネームで入力し、検索をしてください。

A5. 本講習会はJ-PlatPatの操作についてのご案内を目的とした講習会です。
関連する用語や制度のご説明については最低限とさせていただいておりますのでご容赦ください。
以下、特許庁実施のセミナーと用語解説のページをご紹介します。

【初心者向け説明会】

特許庁では、毎年知財がはじめての方に向けて「初心者向け説明会」を実施しております。
昨今は動画開催となっており、INPITで運営をしているIP ePlatに説明会の動画が掲載されておりますので、ぜひご利用ください。

【用語解説】

特許に関する用語については特許庁ホームページに「用語解説」のページがございますのでこちらも併せてご活用ください。

※なお、内容に関わるお問い合わせにつきましては、特許庁の各担当部署までご連絡ください。

A6. ご自身の出願された案件の確認したい時や特定の公報情報を閲覧したい時等に利用される場合が多いと思量されます。その他、各種番号が分かる際には番号からの検索が可能です。

A7. 年金納付状況は、経過情報照会の「登録記事」の日付に、「最終納付年分記事」の年分を足すことで確認が可能です。(ただし、特許庁内での手続きや反映作業の影響でタイムラグが発生している場合がございます。) またご参考まで、主に中小企業・個人事業主・個人の権利者を対象とした「特許(登録)料支払期限通知サービス」というものもございますので、ご紹介いたします。

A8. RSS機能については、こちらのページからもご確認いただけます。

ご参考まで、動画の掲載先も、以下ご案内させていただきます。

A9. 除外キーワードでの検索(NOT 検索)は、特定の検索条件を除外して検索する方法です。例えば、条件「あい」で検索するが、「うえ」を 除外キーワードに指定すると、「あいお」や「あいう」は検索結果として表示されますが、「うえ」を含む「あいうえお」は検索されません。
除外キーワードは、ご自身が検索の際に除外したいキーワードを指定するものですので、絞り込みたい単語、技術内容等を考慮してご入力ください。

A10. 貴社の登録商標でしたら、通常著作権も貴社に依拠すると考えられるため、ExcelファイルにJ-PlatPatの該当商標ページへリンクをお貼りいただいても問題ございません。(特許、実用新案、意匠についても同様です)
なお、特許情報プラットフォームへのリンク設定は、原則として自由ですが、リンク設定を行う場合には、以下の利用上のご案内「3.リンクについて」「4.著作権について」をご一読ください。また、実際にリンク設定を行った場合は、INPIT 知財情報部 情報提供担当までご一報ください。(E-MAIL:ip-jh05@inpit.go.jp

A11. 「特許・実用新案」については、審査書類は1990年12月以降出願の案件の書類、審判書類は2000年以降の書類が、特許庁での処理が完了した翌日より参照できます。(リンクが無い場合は参照不可と特許庁が判断したものです。)
「意匠」「商標」については、審査書類、審判書類ともに2019年以降の書類が、特許庁での処理が完了した翌日より参照できます。(リンクが無い場合は参照不可と特許庁が判断したものです。)

A12. RSSマークは、通常ですと文献固定アドレス用結果一覧の右横にございますが、表示がない場合は、連携用URLがまだ発行されていない状態かと思われます。もし個別の文献についてご相談の場合は、J-PlatPatのヘルプデスクまでお問い合わせください。
またRSSの設定方法は、以下のFAQ(よくある質問と回答 No.6)でご確認いただけますので、よろしければご参考ください。

特許・実用新案編

A1. 元号でも検索が可能です。
入力例の詳細は以下のとおりです。

Xyy-nnnnnn(元号(令和=R又はr、平成=H又はh、昭和=S又はs、大正=T又はt、明治=M又はm)+和暦年2桁+ハイフン(-)+一連番号6桁)

↑「発行国・地域/発行機関」で「日本(JP)」を選択した場合の、特許出願番号、公開番号・公表番号(A)、公告番号(B)の入力形式です。

※「ハイフン(-)」又は一連番号の先頭から連続する「0」のどちらか一方が省略できます。

※その他の発行国・地域/発行機関の入力方法等につきましては、「特許・実用新案番号照会/OPD」右上のヘルプをご参照ください。

A2. 特許・実用新案検索にて、文献種別「非特許文献」にチェックを入れると(デフォルトでは「国内文献 all」にチェック)、非特許文献を検索できます。

A3.簡易検索で「特許・実用新案」を選択して検索した場合、検索対象が以下のように限定されます。

(1)検索対象の公報
特許と実用新案のテキスト化されている国内公報が検索対象です。

(2)検索対象項目
検索対象の公報の中で、以下の項目が検索対象です。
・発明の名称
・出願人氏名
・発明者氏名
・要約/抄録
・請求の範囲

このため、例えば、同じキーワードを用いて、簡易検索で検索した場合と、特許・実用新案検索の検索項目「全文」で検索した場合とでは、後者の方が検索対象が広くなる(前者では明細書・書誌的事項等が検索対象とならない)ため、ヒット件数が異なることがあります。検索漏れを防ぐ観点からも、特許・実用新案検索を使うことを推奨しております。

意匠編

A1. 入力可能な拡張子の指定がございます。

  • JPEG(JPG、JPE)
  • GIF
  • PNG
  • TIFF(TIF)

のいずれかの形式でご入力ください。

商標編

商標編

A1. 簡易検索で「商標」を選択して検索した場合、検索対象が以下のように限定されます。

(1)簡易検索(商標)でキーワード(キーワードと文献番号をスペース区切りで入力した場合も含む)を入力して検索した場合、出願・登録情報が検索対象です。文献番号のみを入力して検索した場合、公報が検索対象です。

(2)検索対象のデータの中で、以下の項目が検索対象となります。
・商標(検索用)
・称呼(単純文字列検索)
・出願人/権利者/名義人

また、簡易検索では部分一致検索が、商標検索では完全一致検索が採用されているため、ヒットする件数が異なることがあります。詳細な条件を指定して検索する場合は、商標検索を使うことを推奨しております。

A2. 商標については検索式(論理式)での検索はありません。
具体的な検索は調査される商標によって異なりますが、以下一例としてご紹介させていただきます。

まず、商標検索を選んで、
「商標(マーク)」のエリアの検索項目「商標(検索用)」で、お考えの商標の文字をキーワード欄に入れて検索ボタンをクリックします。
次に、検索項目を「称呼(単純文字列検索)」を選択し、キーワード欄に、全角カタカナで"お考えの商標の読み方を入力して検索ボタンをクリックし、呼び方が同じ商標が無いか検索します。次に、「称呼(類似検索)」を選択し、キーワードはそのままで検索ボタンをクリックし、呼び方が似ている商標を検索します。

「商標(検索用)」、「称呼(単純文字列検索)」では"?"をワイルドカードとして使用したり、キーワードをスペース区切りでOR検索、キーワードを複数段セットしたAND検索もできますのでお試しください。

また、講習会でご案内した「商品・役務」の情報も追加することで調査をしたい分野に絞り込んだ検索をすることもできます。

商標検索画面のヘルプや利用上の注意もご参考いただき、色々なパターンで検索してみてください。

 

A3. 「商標(検索用)」は、カタカナ・英字・ひらがな・漢字で検索が可能です。
「称呼(単純文字列検索)」、及び「称呼(類似検索)」は、カタカナのみの検索となっています。

A4. データ種別については、下記のリンク(スライド6枚目)にありますとおり、発行元の違いが主な相違点となりますので、優先順位のようなものがあるわけではございません。そのため、基本的にはすべてのデータ種別で検索していただくのがよろしいかと存じます。

A5. RSS機能では、直接商標のステータスの変更等が通知されるものではございません。
しかし、RSS機能を利用すると、該当文献の経過情報に更新があった際に、通知を受け取ることができます。経過情報は、特許庁のシステムに書類が登録されることにより更新されますので、それを機にステータスが変わることがございます。RSSの通知があり、経過情報を照会した際に、ステータスも合わせてご確認いただくと良いかと思います。
※ただし、経過情報の更新と、ステータスの更新にはタイムラグが生じる場合がございます。もしステータスが更新されていない場合は、通常ですと数日で更新されますので、少々お待ちいただければと思います。

A6. 商標検索の検索結果一覧において、「商標(検索用)」または「称呼(参考情報)」、「区分」で、昇順・降順の並べ替えをすることはできません。「出願番号/登録番号/国際登録番号」など、▲▼マークがある項目で、並べ替えが可能となっています。
また、区分の絞り込みについては、検索一覧オプション”区分別”より、区分別に絞り込みが可能です。

A7. ご認識の通りです。(講習会テキストP4参照)

A8. 商標検索で区分を指定した場合、その区分に属する商品・役務名に該当する類似群コードへ置き換えて検索し、検索結果をまた区分に戻して表示しております。そのため、一つの区分を入力しても、類似群コードが複数の区分にまたがる場合、検索結果に複数の区分が表示されます。

A9. おおよそ、ご認識の通りです。
商標(検索用)には、特殊記号が使用されている場合があります。
例えば、特殊記号「\」は、段併記を表しており、商標が2段又は2行以上の併記で構成されている場合、各構成文字が「\」で連結されます。
そして特殊記号で区切られた文字列と、検索した文字列が一致していれば、全体の文字列に一致していない場合でも、検索にヒットします。
特殊記号の種類と意味については、「商標検索」画面の「利用上の注意」から、『「商標(検索用)」の特殊記号について』をご参照ください。

A10.商標検索から、「その他の検索キーワード」にて、検索項目を「出願人/権利者/名義人」に指定し、キーワード欄に御社名を入力して検索できます。

[この記事の最終更新日 2024年3月28日]

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知財情報部 情報提供担当

電話:(代表)03-3581-1101 内線2413
E-MAIL:ip-jh05@inpit.go.jp