(過去の事業)特許電子図書館(IPDL)事業

平成11年(1999年)3月31日からサービス提供を開始し、平成27年(2015年)3月23日にサービスを終了した、特許電子図書館(IPDL)事業について、その概要等を紹介します。

特許電子図書館(IPDL)事業の概要

歴史:サービス開始からサービス終了まで

  • 特許電子図書館(IPDL)は、インターネットを通じて、「無料で」「何時でも」「誰でも」産業財産権情報を検索・閲覧できるツールとして、平成11年(1999年)3月31日に特許庁によってサービスが開始されました。
  • 平成16年(2004年)10月には、特許電子図書館(IPDL)の運営がINPIT(インピット)に移管され、検索機能や搭載するデータの拡充・強化、利用マニュアルの充実、講習会の開催等が行われ、平成26年度(2014年度)には、検索回数(ロボットアクセスを除いた回数)が年間で1億1千万回を超えるなど、我が国の知的財産に関する情報基盤インフラとして多くのユーザーに利用されてきました。
  • 平成27年(2015年)3月23日には、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)のサービスがリリースされ、特許電子図書館(IPDL)はその役割を終え、サービスを終了しました。

IPDLサービスの概要

  • 特許電子図書館(IPDL)は、特許・実用新案、意匠、商標、審判の公報情報等を日本語で検索・閲覧できるページ(日本語検索インターフェイス)の他に、英語で検索・閲覧できるページ(英語検索インターフェイス)も備えていました。
  • 日本語検索インターフェイスを使えば、日本国の特許・実用新案、意匠、商標等の公報の番号照会、分類検索、テキスト検索、経過情報等のリーガルステイタス情報の閲覧だけでなく、欧米の特許公開公報の和文抄録も検索・閲覧可能となっていました。
  • 英語検索インターフェイス英語表示ページでは、日本国の特許・実用新案、意匠、商標等の番号照会や分類検索だけでなく、日本国公開特許公報の英文抄録(Patent Abstracts of Japan: PAJ)を使った各種検索機能も英語で利用できました。
  • IPDL日本語検索インターフェイス
    図をクリックするとポップアップします

    IPDL日本語検索インターフェイス

    IPDL英語検索インターフェイス
    図をクリックするとポップアップします

    IPDL英語検索インターフェイス
  • 特許電子図書館(IPDL)の基本機能は、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)に引き継がれ、J-PlatPatでは更なる機能拡充が継続的に実施されています。

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特許電子図書館(IPDL)関連事業

特許電子図書館(IPDL)初心者向け講習会の開催及び実施報告、特許電子図書館(IPDL)の利用に関するアンケート調査等、関連事業の取組等を掲載しています。

特許電子図書館(IPDL)に関するお知らせ等

特許電子図書館(IPDL)に関する重要なお知らせ、1996年から2010年まで発刊された英文のPAJニュース(Patent Abstracts of Japan News)のバックナンバー等を掲載しています。

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