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<CSS株式会社>オンリーワン技術も知財でPR力アップ! 売上向上でさらなる飛躍へ!

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日本の誇る伝統技術を支える「CSS株式会社」

CSS 写真1

 西陣織などの日本独自の繊維製品は、その複雑な柄や風合いが長年愛されており、他の製品では代えがたい魅力で今でも抜群の知名度と人気を誇っている。その日本の誇る伝統技術を支えているのは、日本で唯一ジャカード機を開発・製造している「CSS株式会社(以下、同社。)」だ。

 ジャカード機は、大きな機体でありながら何千本もの針を扱う繊細な自動織機である。そのため、個々の針の劣化であったり、針を押すバネのずれであったり、細かな不具合がつきものであった。同社は、バネを使わない構造で針のずれを解消、誤作動を克服した「ダイレクトジャカード機」や、横針の代わりにプッシュレバーを採用して省メンテナンスを実現した「単動式電子ジャカード機」を開発し、ともに特許取得した。かゆいところに手の届いた進化を遂げながら、オンリーワン企業として日本の繊維業界に欠かせない存在となっている。

◆社長インタビュー 同社の知財戦略と窓口を活用して得られた成果◆

窓口活用で権利取得、事業戦略の見直し

 針の劣化やズレの克服など、従来機から進化を遂げたジャカード機を開発してきた同社。開発当初は発明の保護が行き届いてはいなかったが、知財総合支援窓口の活用をきっかけとして、権利取得のスタートを切った。

 どの発明を特許出願するか、どのような手続きで出願したら良いかといった基本的な事項から、弁理士など専門家派遣も活用して明細書の作成支援を実施。知財だけにとどまらず、その他の専門家も活用しながら、経営面でのキャッシュフローを可視化したり、PRの活性化手法を学んだりと、知財総合支援窓口をフル活用して事業戦略の見直しにも着手した。

知財体制の確立で売上向上!

CSS 写真2

 更に企業が一丸となって社内体制整備に努めたことで整備された盤石な知財体制のもと、オンリーワン企業の地位はさらに揺るぎのないものとなり、売上も向上した。また、技術が知財で保護されたことにより、PR活動も一層熱を入れて取り組んでいる。展示会への出展にはジャカード機の現物を持ち込み、ダイナミックな姿とリズミカルな音を来場者に届けることで当社の知名度もあがり、展示会の場で商談を持ちかけられることも多くなった。また、特許取得したことにより、愛知県開発審査会にて先端技術として先進性が認められ、工場用地の農地転用が認可された。売上向上を受けて、現在は新しい工場の設立を目指している。

 人との縁が何よりも大事だと語る小門社長。窓口支援担当者の井上氏もその一人である。支援開始をしてから4年以上の付き合いになる。支援をする側、される側という繋がりだけではなく、よりよい製品を業界に送り届けたい思いで一緒に歩んでいく姿が、二人からは垣間見えた。

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