特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)刷新に向けたユーザインターフェースの検討状況について

令和7年3月19日

2029年1月に予定されている特許情報プラットフォーム(以下J-PlatPat)の刷新では、弁理士、企業知財部員等のコアユーザが調査業務をはじめとする産業財産権情報の活用を引き続き違和感なく実施できるのみならず、産業財産権情報を有効に活用してこなかった初心者ユーザにとっても高いユーザ体験が得られる分かりやすいユーザインターフェース(以下UI)を実現し、産業財産権情報を活用する層のすそ野拡大を促進することを目指しております。
他方、J-PlatPatは多岐にわたるユーザに様々な形態でお使いいただいているということもあり、そのUIに対しては既に多種多様なご意見をいただいております。
このような背景の下、INPITでは、「J-PlatPatのユーザ体験向上に資するユーザインターフェース調査研究事業」にて、産業財産権情報という専門性の高い情報を提供するシステムにおけるユーザ体験(UX)の向上に資するUIに向けた調査を実施しました。その調査結果として、「J-PlatPatのUI等に係る基本方針」をとりまとめましたので、公表いたします。

「J-PlatPatのユーザ体験向上に資するユーザインターフェース調査研究事業」の調査結果

注意事項

この調査結果は、J-PlatPatの刷新に向けた検討において、参考資料として活用いたします。その際、調査結果に記載された内容については、いただいたご意見も参考に、産業財産権情報が多くの層にとって身近なものとなり知財経営の促進に貢献していくのに資するかといった点や、費用対効果の観点等を踏まえ、採否も含めて検討いたします。これらの調査結果に記載された内容が、そのままJ-PlatPatの刷新における方針となるわけではない点にご留意ください。
また、いただいたご意見に対しては弊館よりご回答を差し上げることはない点をご承知おきください。

この記事に関するお問合わせ先

INPIT知財情報部 情報提供担当
電話(代表)03-3581-1101 内線2413番
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