産学連携・スタートアップアドバイザー事業

「産学連携・スタートアップアドバイザー事業」は令和6年3月に終了しました。
令和6年度より、大学、高等専門学校、国立試験研究機関等に向けた「大学等の研究成果の社会実装に向けた知財支援事業(iAca(アイアカ)事業)」を開始します。

産学連携・スタートアップアドバイザー事業の概要

  • INPITでは、これまで蓄積してきた産学連携活動に対する知財支援ノウハウを広く活用し、大学の研究成果の迅速な社会実装を支援することで、イノベーションエコシステムに資する産学連携活動を促進することを目的に「産学連携・スタートアップアドバイザー事業」を実施しています。
  • 産学連携・スタートアップアドバイザー事業では、「プロジェクト伴走型支援」と「相談・人材育成型支援」の2つの支援を実施しています。
  • 「プロジェクト伴走型支援」における支援先については、既に公募を終了しています。
    令和4年度産学連携・スタートアップアドバイザー(プロジェクト伴走型支援)の派遣先公募について
  • 「相談・人材育成型支援」ではINPIT内に『産学連携・スタートアップ相談窓口』を設置し、大学・大学発スタートアップ企業等からの産学連携やスタートアップに関する相談を受け付けています。
サムネイル:産学連携・スタートアップアドバイザー事業概要の図
[PDF形式:545KB]

「プロジェクト伴走型支援」とは

  • 産学連携活動を展開する大学及びパートナー企業(大学発スタートアップ、中堅・中小企業等であり、法人格取得を目指して準備中の企業体も含む。)に知的財産の専門家(産学連携・スタートアップアドバイザー)を派遣し、両者が推進する産学連携プロジェクトに対し知的財産マネジメントを核とする伴走支援を行います。
  • 産学連携・スタートアップアドバイザーの派遣先は公募により決定します。
  • 産学連携・スタートアップアドバイザーは、以下のような業務について、大学の産学連携担当者や産学連携プロジェクトのリーダー、パートナー企業の担当者との合意のもとに支援活動を行います。

(1)事業化に向けて想定されるビジネスモデルに関するアドバイス

(2)ビジネスモデルに基づく知的財産戦略の策定、特許情報の分析

(3)研究開発活動の成果の中から事業化に必要な発明の抽出・出願・権利化とパテントポートフォリオ構築

(4)事業化に必要な意匠、商標の出願・権利化

(5)営業秘密(技術ノウハウを含む。)の秘匿管理に関するアドバイス

(6)パートナー企業等との事業化に必要な契約に関するアドバイス

(7)大学発スタートアップの創業・運営に関するアドバイス

(8)特許等侵害のクリアランス

産学連携・スタートアップアドバイザー(プロジェクト伴走型支援)派遣先(一覧図)令和5年7月現在[PDF:358KB]

「相談・人材育成型支援」とは

  • 大学・大学発スタートアップ企業等からの産学連携やスタートアップに関する相談を受け付け課題解決を支援します。さらに担当スタッフ等のレベルアップを図ることも目的にします。
  • 産学連携活動に関する相談は、『産学連携・スタートアップ相談窓口』をINPIT内に設置し、随時受け付けています。
  • 「産学連携・スタートアップ相談窓口」では、全国に設置している「知財総合支援窓口」と連携し、大学・大学発スタートアップ企業等の産学連携やスタートアップに関する相談に対応します。

プロジェクト支援事例集、プロジェクト支援マニュアル等

産学連携の参考研修動画(IP ePlat)へのリンク

[最終更新日:2024年4月1日]

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この記事に関するお問合わせ先

知財戦略部 イノベーション・企画担当

電話:(代表)03-3581-1101 内線3909
E-MAIL:ip-sr05@inpit.go.jp