平成16年度特許ビジネス市　開催結果

独立行政法人工業所有権情報・研修館では、新しい特許流通の場を提供することを目的として「特許ビジネス市」を開催いたしましたので報告いたします。
この「特許ビジネス市」とは、特許技術等のシーズを保有する方々から、特許技術の内容・効果、更に商品開発のポイントとなるビジネスプランについて説明し、招聘者である金融機関、証券会社、商社、シンクタンク、民間知財業者の方々、また一般の参加者の方に当該技術のライセンス、商品開発のための共同研究、商品の販売協力、事業資金の支援等の申し出を募る場（市）です。
今年度は特許流通アドバイザーが推奨する案件の中から、企業や大学の特許シーズ計16件を選定し、東京ビックサイト（9月30日）、クリエイション・コア東大阪（11月12日）、飯田橋レインボービル（2005年3月1日）の3会場にて行いました。
新たな試みとして、飯田橋レインボービル（3月1日）で開催した特許ビジネス市は、食品とバイオの技術分野に特化して案件を選定することにより、ライセンシー候補の方々が多数参加されました。また、東京ビックサイト、飯田橋レインボービルで行った特許ビジネス市では赤外線アナライザーを利用し、発表の最後に、招聘者と一般の参加者の方々から「関心がある案件か」「何らかの形で支援・協力できるか」「市場規模予測はどのぐらいか」等について意思表示（投票）をしていただきました。今年度の特許ビジネス市で発表された案件の中には数十億円に達する市場規模を持つと予想された案件や、また一般の来場者からのライセンスや共同開発などを希望する案件もあり、今後の進展が期待されます。

開催結果については、こちらをご参照ください。

• 平成16年度特許ビジネス市in東京 開催結果報告[PDF:44.0KB]
• 平成16年度特許ビジネス市in大阪 開催結果報告[PDF:44.0KB]
• 平成16年度特許ビジネス市（食品・バイオ）開催結果報告[PDF:48.0KB]

プレゼンテーションで使用した資料は下記をクリックするとご覧頂けます。
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